シンプルハウスは住宅のリノベーションに特化しているのもあり、ホームページの事例紹介で店舗やオフィス事例が顔を出すことはほぼございません。

 

では、住宅以外はやっていないのかと言いますと私達のノウハウや感性でお役に立てる案件は割と能動的にやっておりまして、今回はその事例を一つご紹介させて頂きたいと思います。

 

【オフィス リノベーション】

 

ただいま日本の中小モノづくりの会社は未来に向けての投資に視点が回りつつありまして、最近よく頂くお話は殆ど使っていないフロア(空間)のリノベーション。日本にとってはとても良い動きですよね。

 

社長様の悩みはいつの時代も【人/雇用】が大きな課題。

現代の若い人達にとっては少しネガティブなイメージかもしれない中小モノづくりの会社に「勤めたい!」と思って頂けるような、そんなビジュアルが昨今求められてきているようです。

 

今回はそんな想いをカタチにして、採用を大きく改善された高槻の会社様の事例を元にオフィスのリノベーションをご紹介させて頂きます。

 

 

こちらが工事前写真。

1フロア100㎡3階建。重量鉄骨造の3階部分は昭和の匂いが色濃く残る内装と佇まい。

殆ど使っていない打ち合わせスペースであり資材が沢山置かれていました。

 

 

立ち並ぶ重厚感溢れる家具や煌々と光る天井の蛍光灯。

この光景を見て「ここで働きたい」とは繋がらないのかもしれませんね、、

 

 

さあ、昭和を脱却するべくリノベーション!!

空間を令和に変えていきます。

 

 

天井の解体からスタート!

木軸で組まれた下地と石膏ボードを人の手で壊して行きます。

 

 

天井からは鉄骨の梁やブレスが露わに。

壊しながら床面などの造作も同時に進んでいっております。

 

 

天井も壊し切り、間取りを構成する壁造作も進んでいきます。

 

 

こちらは新設する水廻り空間。

飲食なども楽しめる空間を創って参ります。

 

 

下地が出来上がったら内装仕上げへ☆赤茶の梁もキレイな白になっていきます。

 

 

無垢のフローリングを施工。

オフィスなのに自然素材!?

そう、オフィスだからこそリラックス出来て寛げるようなインテリアが昨今求められてきています。

 

約2か月の工期を経て、無事完成致します。

昭和から令和への空間チェンジをお楽しみ下さい♪

 

 

なんという変わりようでしょう!

元の名残は跡形もなく完成!

天井も高く広々、壁面も板張りでカフェのようです。

 

 

手前の水廻り空間はガルバリウム鋼板を貼り、少しピリっとした感じ。

斜めに立てられた低い壁にはこだわりのブルーのタイルを施します。

 

 

天然素材と金属のこのギャップ♪

たまりませんよね~~

 

 

手前の空間にはこちらの会社様の歴史を写真で紹介した壁面装飾。

空間は現代的に変えても、想いや理念、歴史そのものは今後も引き継いで参ります!

(今は壁紙にこんなプリントが出来る素晴らしい時代になっておりますね☆)

 

 

そして最後の写真はオフィスリノベーションの最も大事なことである「人との関わり合い」を感じる写真。

ここで日々ご来社される方々やスタッフ様同士のやり取りが従来の空間のそれとは全く違ったものとなっておられます。オフィスでありながらもリラックスした雰囲気。笑い声が聞こえてきそうな打ち合わせ風景ですよね。

 

そして、採用も劇的な変化を感じられているとのこと。

「ここの会社に入りたい!」

そう感じて門を叩いて来られる方がとても増えたとのこと。

 

日本の中小モノづくりは次の世代から息を吹き返すのかもしれません!

その第一歩はオフィスリノベーションから☆

 

シンプルハウス大畑