こんにちは!シンドウです。

ロンドンに住みだして、9日目の夜、2回目の天井からの漏水がありました。。。。

オー・マイ・ゴッド……!

 

ロンドンは噂にたがわず、雨・曇ばかりで、地下となると採光状況はさらに悪く、

週末に住居の移動を決めたところでした。

 

シーリングされたはずなのに、なぜ漏水するのか、

日本のように、きっちりしていないこの国では、「あるある」です。。。。

ある日本人の方の話によると、なんと、銀行口座開設時に、銀行側に書類を紛失され、

手続きにすごく日数を要したという、、、、日本では考えられないですよね。

 

普通に借りると地下よりだいぶ高いのですが、
オーナさんの計らいで、据え置きで、空いた屋根裏部屋へと移動です。。。。

 

 

階段上がるとすぐ部屋の入口の扉、、、、人が立てる幅は60㎝くらいでしょうか。

いきなり、「もう少しどうにかできなかったのかな」って思っちゃいます。

 

当然ですが、めっちゃ屋根のかたちです。

日本の木造とは違って、梁がとても少ないです。

 

天窓が随所にあり、とても明るく、かなりの凸凹感がもたらす面の陰影感が面白いです。

地下では昼でも電気が必要ですが、曇り空だとしても、自然光が入ると気持ちがいいものです。

地下にいると外の音が聞こえにくいのですが、外の気配がするというのも、

私にとっては心地よいものなんだと、改めて気づかされました。

 

奥と左に見えるのは、収納スペース。

できるだけ余すことなくスペースを使い、光を入れようとした工夫が見られます。

モールディングの終わり方が面白すぎます。

こういう終わり方だとなくていいんじゃないかと思ってしまうけど、

こっちの人にとっては必須なんでしょうね。

 

こちらも、窓を避けるかのようにして付いている、モールディング。

 

こっちで、この扉の形で、まさかの引き戸!

中は驚きの、スモール水回り3点セットでした。

狭すぎて、写真がうまく撮れませんが、

青いスリッパのサイズを参考にしていただけると、分かると思います!

 

いや、トイレットペーパーそんなに近づいて来られても、困るんですけど、、、、、

 

タオルはどこに干したらいいんでしょうーーー。

謎に後ろの、便座の上部に設置されている、

セントラルヒーティグのパイプに引っ掛けています。

手を洗うたびに、後ろを振り返らねばなりません。

 

こっちの人の空間・道具に対する、使いやすいかどうか?という概念は、

日本人とはかなり大きくズレているように思います。

 

ペットボトルのキャップ、袋の開封一つにしたって、

日本の製品は心地よく作られているなと思います。

 

狭すぎ!に対して、今度は大きすぎ!なキッチン。

A4の紙をメジャー代わりにして測ったサイズは、幅約435㎝!

冷蔵庫が一番左端にビルトイン、シンクが吊戸棚の右端なので、370㎝くらい離れており、

めちゃくちゃ使いにくいです。

 

換気扇が上がった状態の写真ですが、ビルトイン。ゴミ箱、給湯器もビルトイン。

フラット感へのこだわりがすごいです。

 

あと、シーリングライトというものは存在せず、

かなり控えめなペンダントと、かなり高い位置からのダウンライト、

天井に向かって面を照らし明るさを得るという、夜の光。

一番明るいのが壁部分なので、照明から直接的な明るさを得ようと考える

日本人の考え方とは大きく異なります。

 

前回書いた、なぜか温かいという話ですが、

床が温かく、セントラルヒーティング方式の、温水式床暖房の効果のようです。

床暖ってこんなに、効果がすごいんだ!と思うくらい空間全体があたたかいです。

 

床暖房は一般的ではないかもしれませんが、

中に温水が入った金属のパネルが、壁際に設置され、

各部屋を温めるという方式が、こちらでは一般的です。

エアコンのように空気を乾燥させないため、加湿器もこちらでは見ません。

道具のために、道具を買うことがなく、シンプルといえばシンプルです。

 

また、住環境に関する価値観の違い、レポートさせていただきますね!