初めまして、

リノベーション工事統括の尾上(おがみ)です。

普段はリノベ現場の監理業務を主体に、

皆様の理想の暮らしに向けて完成までのお手伝いをしています。

 

 

色々な「想いの詰まったプランをカタチにする」

解体後の何もない状態からそれぞれの作業が始まり

お客さまの想いを少しずつカタチに育てていきます。

 

そんな中、今回は私たちの「基地(店舗)」でもある建物を

壊し(老朽化の為)新たな店舗スタイルとして建替える事となりました。

年が明けた1月早々から解体準備が始まりました。

商店街に面し三方建物に囲まれた狭い環境

様々な難題が待ち受けていることなのでしょう。

 

そんな解体作業を少しお伝えしますね。

 

 

 

間口が狭く、奥に長いお店となっており商品がところ狭く並ぶ

この光景を見られるのもあと少しの時間となっていました。

(30年前はここにカーペットやカーテンが並んでいた時代もありました~)

 

 

 

さていよいよ解体作業がスタートします。

プロの職人とはいえ、段取り良く作業できるように入念に打ち合わせをします。

 

 

 

最初はほぼ手バラシ(人の手で解体していきます)。

木材、石膏ボード、天井材など分別され廃材もスマートに

マニュフェスト(産業廃棄物管理票)に準じ処理されていきます。

 

 

 

 徐々に解体が進むと こんな壁が現れました!

竹小舞、割った竹を縦横に組み、シュロ縄で編んだ壁下地に土壁です。

 

 

 

昔住まいの建具はいろんな表情を持っています。

2階が昔共同住宅だったこともあり古~い扉も出没し再生できればと除けております。

 

 

 

解体も順調に進みます。

大型コンテナを置き、昼間廃材を積み込んでおいて早朝に入れ替えます。(商店街で昼間は通行不可なんです)

そうしてやっと奥の天井屋根が無くなり空が見えるようになりました。

 

 

 

重機オペレーター(運転士)は流石です。

バラシ作業の順序を熟知し細心の注意のもと手前の建物も徐々に崩されていきます。

このハサミではさまれたなら・・・・・・考えるとゾッとします(握力強そうです!)

 

 

 

お隣さんとは壁と壁が重なっていた様子で雨仕舞も要らなかったですね。

当時はこういった造りで背中合わせ。

 

 

 

取り壊し木材と大量の土、

その下にはコンクリートで固められた大そうなやつが顔をだしていました。

これから※ハツリ作業も始まります。

※ 建設現場などでコンクリートで作られた壁や土間などの構造物を壊すこと

 

 

 

まだまだ気は許せませんが無事建物は無くなりました。

近くのタワーマンションと青空が一望できる空間。

少し山は乗り越えられた気がします。

 

 

 

以上、REBONE!

これからまた次なる作業が続きますが私たちの新たな「SIMPLEHOUSE」をお披露できる時まで

お待ち頂き見守って頂ければ幸いです。

 


2021年8月完成に向け、頑張って監理致します!

完成しましたら是非「新シンプルハウス」にお越し下さい!