こんにちわ。

年末年始は皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

私大畑は2023年の12月31日を持ちまして満50歳を迎えました!(一人パチパチ!)

毎年誕生日も迎えつつの年末年始ではありますが、50年生きてきたという今年は一つの区切りのようにも感じる年でございます。大きな病気もなくでこの年を迎えられ、やはり親に感謝ですね~。

 

 

そんな50年というキーワード。

 

実はこの数年で50年を迎えている建物が沢山なのをご存じですか?

私の産まれた1970年代前半は第二次ベビーブームで、いわば日本の人口のピークとなっている年。

そこに合わせて沢山の建物が建てられたのがこの時期になっております。

 

私が住んでいる「千里ニュータウン」はその最たるエリアだと思うのですが、なんと計画人口15 万人、住宅建設計画37,330 戸という壮大な街創りとなっておりまして、1962 年~1970 年の高度経済成長期にわずか 8 年間で建設され、完成と同時期の 1970 年には、隣接地でEXPO’70 が開催され、交通も環境も急速に整備されました。

 

 

(建設中の千里ニュータウン/写真:千里ニュータウンの過去・現在・未来をつなぐ公式情報サイトより)

 

そんな人工的に作られたニュータウンが街開きから53年。

今、千里ニュータウンは築50年越えの建物が大量にあるオールドタウンになってきているのです。

 

一部壁構造の団地などの建て替えも進み、若い世代も帰ってきて代謝の進む千里ニュータウン。

日本全土のニュータウンの人口が減っていく中、千里ニュータウンは世帯人口の減少のため人口自体はほぼ横ばいではありますが、世帯数は増加という稀有な現象を起こすことができています。

 

(資料:千里ニュータウンの過去・現在・未来をつなぐ公式情報サイトより)

 

そんな千里ニュータウンのど真ん中にあって、私大畑の住むマンションも今年で築50年!

そう、同い年となります^^

オートロックなどは勿論無く、建物の共有部はオープンで昔ながらの昭和の佇まい。レトロマンション?いやもうぼちぼちヴィンテージマンションと名乗ってもよい風格も出てきておりますよ♪

 

このあたりできっと疑問が出てくるかと思います。

「築50年とかって大丈夫なん?」

日本では、リノベーションという言葉がずいぶん認知されて来ておりますが、家を買うということを考える時に第一想起するのはまだまだ新築。古い建物に対してネガティブな思いを持っている方が殆どであると思われます。

旧耐震と新耐震の議論はまた別の所でさせて頂くとして、そもそもの建物耐久年数というものがどうなのか?はネットで調べても明確な答えが出ていないように思います。

 

 

日本の集合住宅の歴史はまだまだこれからとなっておりますし、そもそも地震の多い国。明言することは避けられているように感じますが、そんなに遠くない未来に「集合住宅の築50年は全然若い」と言われるようになると大畑は確信しています。

 

早稲田大学の小松教授が行った調査によれば木造住宅の平均寿命は64年としています。

RC/鉄筋コンクリート造の寿命についても諸説ありますが、国土交通省の報告書によると「RC造建築の寿命は117年」「マンションの寿命は120年で、メンテンナンスにより150年まで延命できる」と公表されています。

また、「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」においても「適切なリフォームやメンテナンスを前提とすれば、住宅は100 年以上もつということを示すべき」と報告されています。

 

 

そうなんです。

大事なことは築年数ではなく「どう管理されているか?」

永く生きていける建築かどうかは管理状況を見たら解ると言えるのです。

 

なんかこれって完全に人間のことにも当てはまりますよね(笑)

40歳を越えたあたりから色々身体の変化が出てきますが、お酒を飲んでタバコを吸って好き放題食べている人と、毎日の睡眠を大事にしてジョギングなど健康管理をしている人とでは寿命は間違いなく違ってくるはず。寿命といっても「健康寿命」が大事なはずで、そこが管理で一番差が出てくるのだと思います。

 

ですので、人間も建物も40歳を越えたあたりからが勝負。

同じ歳のマンションと現在一緒に歳を重ねつつ、今年一緒に50歳に突入!

現在私も理事の一人としてマンションの管理に関わらせてもらっておりますが、良い管理を保ち100歳とは言いませんが80歳ぐらいまでいきたいですね~~☆日本の集合住宅の歴史を刻んでいくのは、まさに今からがスタートだと言えます。

 

【築50年の住まい見学会を見に行こう!】

 

そんな新たなスタートを切った大畑自邸マンションですが、2024年早々に「リノベ後の住まい見学会」として見て頂くことができます。マンションの大規模修繕も昨年終わった後でキレイに整っておりますよ☆

 

築古にネガティブな想いをお持ちの方、是非内外を見に来られませんか?

住宅にかける費用を抑えながら、豊かな暮らしを過ごすことが出来るのも北摂の築古ならではの魅力です。

皆様のご来場をフレッシュな気持ちでお待ちしております!

それでは2024年もどうぞシンプルハウスを宜しくお願い致します☆

                                シンプルハウス大畑

イベント詳細は下記をクリック↓↓↓

1月20日(土)「中古を買ってリノベ」6年後の住まい見学会