毎週金曜夕方開催☆失敗しないための中古+リノベセミナー&相談会 

12月16日(土)マンションリノベーション完成見学会 in 大阪市福島区 12月23日(土)マンションリノベーション見学会 in 大阪市北区

【 天神橋本店(レタス/IENOGU)】10:30-19:00(不定休)

※年内は12月29日(金)まで営業しております。

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ストア情報

ストアスタッフが独断と偏見で選ぶ、お気に入りチェア2選!

ブログをご覧の皆さま、はじめまして。

ストアスタッフの高村と申します。

普段はストアのインスタグラムを担当しており、長文にはあまり慣れておりませんので、あたたかい目で見守って頂ければと思います…!

 

さて、本日は先週の久根本に引き続き、只今開催中の「おいしいダイニングフェア」より、おすすめの商品をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介するのは、私がただただ個人的にお気に入りのチェア2点です!

どちらも言わずと知れた名作なので、ご存知の方も多いはず…

 

では早速1点目のご紹介です!

 

フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルト作の定番、チェア66です。

 

アアルトといえば、スツール60やチェア69の方が人気が高いかもしれませんが、私はこの少しボテっとした愛嬌のある姿がとても好きなのです。

 

デザイン性の高さから、置いているだけでも十分素敵なのですが、この特徴的な背もたれと、やや傾斜している座面のおかげで座り心地もさすが、抜群です。

 

Lレッグと呼ばれる、曲木の製法で作られている脚。

成形合板ではなく、無垢の木を曲げて作る世界で唯一の製法です。

これはフィンランド伝統の“挽き曲げ”という技法を応用したものだそうで、強度があり、狂いが少ないのだとか。

 

後ろ姿もとっても愛らしいですよね~!!

この背もたれのおかげで移動させる時も、持ち運び楽々です。

 

デザイン性、実用性、機能性、全てを兼ね備えた永年のロングセラー。私の憧れのチェアです!

 

さて、お次はイギリスからこちら!

 

老舗家具メーカー、アーコール社のクエーカーチェアです。

こちらも背もたれが特徴的なチェア。

 

棒状に切り出した1本の木をスチームで蒸し、高度な技術で曲げてつくります。

 

本当に美しい曲線です。

 

先程のチェア66とは打って変わって線が細く、すっきりとしたデザインでどんなお部屋にもあわせやすいです。

後ろ姿もこの通り、

 

スラっとしていますね…。

 

やはり長年愛されているものには理由があります。

まだまだ素敵ポイントを書きたいところですが、随分長々と書いてしまっておりますのでこのあたりにしておきます。

 

ダイニングセットを一新するのはなかなか大変ですが、とっておきのチェアを1脚取り入れるだけでかなり印象が変わります。

この機会にぜひ、店頭で実物をご覧くださいませ!

(※今回ご紹介したチェアはどちらもヴィンテージ品となっており、天神橋本店でのお取り扱いです。)

 

おいしいダイニングフェアは4/25(日)まで開催中です。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

 

ストア情報

毎日の食事を、もっと楽しい時間に

こんにちは、ストアスタッフの久根本です!

 

暖かい気温になり、とても過ごしやすい季節になってきましたね

3月も終わりに近づき、新生活を始められる方も多いのではないでしょうか。

そんな新生活にお気に入りの食器を揃えてみませんか?

 

只今「おいしいダイニングフェア」を開催中で、食器類が豊富に取り揃えております。

その中のおすすめ商品をご紹介!

こちらは伝統工芸品にも認定されている、美農焼の食器です。

春から夏にかけてぴったりの色合いで

どんな料理をのせても、美味しく見える食器ばかり。

食事の時間がとても楽しくなりますよね^^

(※こちらの商品は天神橋本店のみ販売致しております。)

 

 

皆さま、こちらは何に使うものだと思いますか?

 

 

正解は・・・・

カトラリーレストなんです!!

とてもかわいらしいデザインなので、カトラリーレストとしてはもちろん

ペーパーウェイトや飾りとしてもご使用いただけます。

(※こちらの商品は天神橋本店のみ販売致しております。)

 

 

 

こちらも美濃焼の食器です。

手作りな為、一つ一つ個体差があり

シンプルなデザインなのに表情豊かな器ばかり。

(※こちらの商品は梅田NU茶屋町店のみ販売致しております。)

 

 

 

毎日使いたいからこそ、暮らしにフィットする

こだわりの食器を食卓へ並べてみませんか?

 

 

最初にちらっとお伝えしました

「おいしいダイニングフェア」絶賛開催中でございます!

4/25(日)まで開催致しておりますので、お気軽にお越しくださいませ^^

スタッフのつれづれ

家の中のmy favorite

こんにちは!

リノベスタッフの乾です。

STAY HOMEもすっかり定着、おうち時間が長くなりましたね。

日常のご褒美的な旅行や皆で集まっての外食が難しくなり、みなさん家時間をいかに楽しく過ごすか

工夫されているのではないでしょーか!?

私も楽しみにしている海外旅行や食べ歩きができなくなり、なんだか物足りない日々・・・

そんな心の隙間(?)を埋めるべく、家の中に「好きなものだけコーナー」を作って楽しんでいます。

 

 

ベットから見える飾り棚のテーマは「思い出」

訪れたヨーロッパの街の写真や現地で買ったオブジェや、使い損ねた小銭など。

なんとな~く、現地の残り香が感じられるモノを。

 

 

名付けて妄想本棚!

本棚を見ればその人が分かる、と言いますが、私のソレは時代や場所を超えて

異文化にどっぷり浸かれる小説が多いなぁ。現実逃避しているわけではないですよ^^

表紙を見せて、小説コーナー、短歌コーナー、旅行コーナーなどゆるくゾーン分けしています

好きな挿絵画家さんの絵本は大人になって集めました。緻密で美しい絵に触れる度に心奪われます。

 

 

集める、といえばワタクシ自慢のヘアアクセサリーコレクション

すぐ手に取りたいので、ケースに仕舞わずにお皿に入れたり、壁に掛けたり。

これが正しい小枝の使い方か?と思うほど、曲がった小枝がヘアゴム掛けにピッタリ★

 

 

お気に入りの、生活感が溢れて過ぎてるコンロの横コーナー

家族の好みのガラス棚。コンロ廻りなので油も飛び散るし、汚れも目立つけど

タイルとガラスの異素材の組み合わせは私も大好物。

コンロ横は調味料が手に取りやすいという体験から、リノベでもコンロ横に‘窪み’ができてしまう

場合は、棚にすることをおススメしています。

 

 

休みの日は旅の味の再現料理を。台湾の家庭料理、蒼蠅頭と麻油鶏。

生活感溢れるキッチンから生まれる料理って、単なる素材と味蕾の接触でなはい

作り手の人柄みたいなのを感じませんか~?

きっちり整ったキッチンも素敵だけれど、そんな人柄が感じられる生活の場をつくっていきたいな~、

と思います。

アートギャッベ イベント情報 インテリア

ハグみじゅうたんとアートギャッベの違いって?

こんにちは、ストアスタッフの大宅です^^

 

ただいまNU茶屋町店では

ハグみじゅうたん展 を開催しております!

 

 

淡くて春らしい色合いの

ておりシリーズのハグみ展期間 限定の色柄も勢揃い中です♪

 

 

手織りならでは、の丁寧なグラデーションに

心惹かれます。。

 

 

 

その中でよくお伺いされるのが、アートギャッベとの違いです。

 

イランの遊牧民が育てる羊の毛を草木などで染め

織子の女性たちが家族の幸せを祈り、織りあげる。

遊牧生活から生まれた1点モノの絨毯「アートギャッベ」

 

 

対して「ハグみじゅうたん」は

ギャッベと同じように「安心・安全」であることをコンセプトに企画され、

なるべく環境に負荷をかけない伝統の作り方で、

上質な羊毛(ウール)を、手仕事で仕上げられた絨毯。

冬は暖かく、夏はさらっと

1年を通してお使いいただけます。

 

デザインも日本の住まいに馴染むような

豊富な色柄と、サイズバリエーション。

手仕事のため、1枚1枚仕上がりの大きさや表情に若干違いがあったりもしますが。

 

 

他にも、

ホルマリン検査適合 (赤ちゃんの下着にも使えるレベルだそう!)

防炎性能試験適合 (有料にて「防炎ラベル」の貼り付けも可能です◎)

 

と、ギャッベにはない

痒いところに手が届く!という存在のハグみじゅうたん。

 

手仕事のものを愛着持って使いたい、

けどギャッベは高価なイメージ、、という方や、

 

ギャッベのグラデーションが欲しいけどなかなか

これ!っていうのに出逢われへんねん、、という方も

一度この機会にご覧になってみてはいかがでしょう?

 

 

今週末までです!

スタッフ一同、お待ちしております^^

スタッフのつれづれ リノベーション

築100年 教会の椅子 「背もたれのカーブが教えてくれる、正しき姿勢」

シンプルハウス在籍33年の早川です。

建築業界に携わっている者に共通していることは、どんな建物 家でも店舗でもついマニアックな細部に目が行ってしまう癖がありがちです。
店舗の壁材やトイレの内装、、ついこぶしで「コンコン」と叩いてみるのは私だけではないでしょう。

例えば湾曲している木材



木材の「曲がり」加工は直線の加工に比べ高度の技術、そして数倍の手間+時間+コストが掛かります。
弊社でもオーダー家具で木材の「曲がり」加工の採用はほとんどありません。

これが手作業のみの加工で作る100年前ならなおさらのはず、、、



大阪にある来年で築100年の教会
登録有形文化財に指定されています。

 



ここに来る度、私はいつも気になるモノがあります。
礼拝堂に鎮座している約70台のベンチ(椅子)たち。



そのベンチは一つ一つが美しくカーブを描き、礼拝堂の雰囲気を柔らかく演出しそして溶け込んでいます。
あまりに自然で、恐らく曲がっていることに気づかない?人も多いでしょう。





でも、もしこのベンチが直線だったなら、、、
そうであっても少しも違和感なく、特になんの不自由もありません。

何故、こんなに手間やコストをかけてそこまでこだわったのだろう?
職業柄つい、ベンチを見てこんなことを考えてしまいます。

もちろんベンチだけはありません。
アーチや丸窓、至る所にツッコミどころが、、、ありますが。

 

今では[費用対効果]という言葉を当たり前のように使います。

つまり、限られた予算の中でリノベーションを考える時、優先順位の高いところへ予算を注ぐ。[費用大効果大]
反対に優先順位の低いところを簡素化する。[費用小効果小]
そんな考え方でバランスの取れたリノベーションプランへと仕上げていきます。
これも確かに大事なこと。

しかし、それは現代社会の“効率化“を象徴するような「価値観」かもしれません。

その費用対効果をも上回る価値観とは?
数十台のベンチを湾曲させる目的とは?
莫大な労力と時間をかける理由とは?



経営学者ピーター・ドラッカーの著書の中に「フェイディアスの教訓」という話があります。





紀元前440年頃、ギリシャ彫刻家フェイディアスはアテネのパンテオンの庇に建つ彫刻郡を完成させた。だが、フェイディアスの仕事の請求書に対してアテネ会計官は「彫刻の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か」と全額の支払いを拒んだ。
フェイディアスは言った。「そんなことはない。人々が見えない彫刻の背中は、神々の目が見ている。」
                        



神々の目が見ている・・・なにも宗教的なことを言いたいのではありません。
常に完璧を目指せというドラッカーのメッセージの中に答えを見つけたような気がします。

完璧を目指す姿勢
それこそが費用対効果をも上回る価値観であり、教訓なのだと。

真実はわかりませんが、当時(100年前)の設計者や家具職人の完璧を目指すという思いと熱意が、今日にもこの教会のベンチに受け継がれていることは間違いありません。





二つの美しさ
・調和の美しさ
・際立った美しさ

このベンチを例えるならまさに“調和の美しさ“です。

リノベーションでも“際立った美しさ“を求めてしまいますが、本当の美しさは“調和の美しさ“の中にある。

そのためには完璧を追求することを目指していく。

つい私たちは華麗なものに目が奪われがちですが、ほんの小さな気づかないようなこだわり。

これこそ「神は細部に宿る」というゆえんでしょう。

 



私は教会のベンチを見るたびに仕事に対する姿勢を教えられているような気がしてなりません。

「仕事力は、細部まで完全を求める真摯さに宿るものである」

常々そんな姿勢で仕事に人生に臨みたい。