毎週金曜夕方開催☆失敗しないための中古+リノベセミナー&相談会 

12月16日(土)マンションリノベーション完成見学会 in 大阪市福島区 12月23日(土)マンションリノベーション見学会 in 大阪市北区

【 天神橋本店(レタス/IENOGU)】10:30-19:00(不定休)

※年内は12月29日(金)まで営業しております。

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リノベーション

断熱リノベーションで【省エネ】

皆さんこんにちは!現場管理をしております谷と申します

 

早速ですが皆さん断熱、省エネというキーワードを最近よく耳にしませんか?

ニュースでよく聞く2050年カーボンニュートラル実現に向けて国が推進している脱炭素活動。

その実現に向け取り組みに欠かせないのが建物の断熱性能確保になるんです。

 

 

 

ではどのようなロードマップを描き今後どのような取り組みが必要なのか簡単にお話しします。

2025年以降すべての新築物件には省エネ基準適合が義務化されます。

さらに5年後の2030年にはZEH、ZEB基準まで性能向上を目指す方向で推し進めるといわれております。

 

 

では省エネ基準適合するためにはどのようなことが必要なの?

難しい言葉になりますが、

①外皮平均熱貫流率(Ua値)→建物からの熱の逃げやすさ

②冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)→建物への日射熱の入りやすさ

この2点から断熱性能が図られます。

 

 

 

日本全体を8つのエリアに分けて基準を設け基適合するよう外皮性能を確保することが義務付けされているのです。

 

 

弊社シンプルハウスがある大阪市北区は6地域に当たり、外皮性能(Ua値)0.87が基準となり、この数値以下となれば省エネ基準に適合していることになります。(因みにZEH基準は外皮性能(Ua値)0.6以下となります)

 

 

今後、省エネな住まい創りが当たり前の時代に

 

省エネ基準に適合しない新築住宅については2024年以降に建築確認を受けた建物は

住宅ローン控除適用外となり、脱炭素に向けた取り組みは一層厳しくなると考えられます。

 

ただ、ここまでのお話しは冒頭にあったよう新築物件にのみ適合が義務化さられているのが現状です。

 

では既存住宅は?義務化されていないから断熱性能向上はしなくていいの?

結論、もちろんお客様の意向に沿えるのが現状です。(断熱改修必要無しも有り)

 

ですが、私共シンプルハウス一同お客様にデザイン性だけでなく快適性もしっかりお伝えし断熱性能向上をおすすめしております。

 

                 

 

外壁面の断熱ふかし壁(断熱材@30㎜)、そして内窓の設置!

(省エネ基準相当の断熱性を確保)

 

 

 

既存住宅を少しでも快適な空間に変化させるためインテリアと同様機能性の向上も不可欠と考えお客様へご提案させて頂きます。

 

先日オーナー様、A様のご自宅へお伺いさせて頂いた際こんなお言葉頂きました。

“谷さんに断熱工事を進めて頂き断熱の必要性を肌で感じています!“とすごく励みになるお言葉頂きました。

 

これからも世の中の関心事についてしっかり取り組むことで多くのお客様に快適な空間創りのお手伝いが出来るよう取り組みたいと改めて実感しました!

 

 

 

 

リノベーション

リノベ向き中古物件の探し方

こんにちは!プランナー兼ディレクターの竜崎です。

 

12月になり寒さもより一層厳しくなってきましたね。

年末に向けて今年の振り返りや来年の目標を考える時期になってきたと思います。

 

来年の事を色々考える中、私も年齢的なこともあるのか?周りの友人からマイホーム購入について相談をもらう事も多くなってきました☆

 

そんな流れもあり、今回は中古を買ってリノベーションを検討されている方に向けて「リノベーション向きの中古マンションの探し方」をまとめてみました。

 

 

「中古物件を検索する際に抑えるべきポイント」

 

中古物件を探す際には、物件ポータルサイトを利用して物件を検索する方が殆どだと思います。

新築マンションと比べて中古物件は売り出し数が豊富な為、希望の条件にあった物件が見つかりやすいのがメリットですね。

 

しかし、予算・エリア・築年数・間取りなどの条件が曖昧であれば、条件を絞っても数百件近く出ることもあり中々見るだけでも大変です。

 

エリアに関してはお仕事や学校などがあり絞られてくるかと思います。

間取りについても既存の間取りはリノベーションによって変えることができるので、あまり拘る必要はございません。ですので、当ブログでは「予算」と「築年数」を絞りこむことをオススメさせて頂いています。

 

 

「予算」

リノベーションをする上で必要となる全体資金は「物件価格+リノベーション費用+諸経費=全体資金」となります。

物件価格に費用をあてすぎて、リノベーション費用の予算が少なくなると、理想の住まいにできないなんて事も考えられます。

 

 

通常はリノベーションにかかる費用はリノベーションの打合せをしてみないと分かりませんが、物件探しから施工まで一貫して行なっている1ストップリノベーション会社であれば、ご要望のリノベーションをした場合のおおよその費用が分かることが多いので、物件購入後に予算が足りなかったなんて事も防げます。

 

 

「築年数」

中古物件を探す中でよく耳にするのが「耐震基準」です。

建物を建てる際には、建築基準法に定められた水準を満たす内容か建築確認申請を行い、許可を得る必要があります。

過去の災害から法改正がされてきおり、1981年6月に大きな改正があったことから、この前の基準を旧耐震基準、後を新耐震基準と呼びます。

 

 

違いとしては、、

旧耐震基準:中規模地震(震度5強程度)の揺れでも建物が倒壊しない構造基準

新耐震基準:大規模地震(震度6〜7程度)の揺れでも建物が倒壊しない構造基準

となります。

 

安全性以外の面でも旧耐震基準の建物は担保価値が低いと判断されやすく、金融機関によっては住宅ローンが借りられない場合もある為、注意が必要です。

 

一方、築10年未満の築浅物件は、新築時から価格があまり下がってらず、内装や設備機器の劣化も少なくそのままの状態でも問題なく居住可能な場合が多いので、リノベーションをする前提で購入するには、物件価格が高くなるためあまりおすすめできません。

 

 

価格と劣化度合いのバランスが良いのが「築20〜25年程度の物件となります。」

新築住宅は人が入居した際から中古住宅となります。

築10年ほどまでは資産価値の下落速度が速く、築20年を過ぎると落ち着いてくるのが一般的です。

また、設備機器などの耐用年数も15〜20年程度であることから、リノベーションをするのに適している築年数といえるでしょう。




 

ここまでの内容を踏まえて条件を絞れば、ヒットする物件数も10件前後と適度な量となります。

次はいよいよ物件の内覧になります。

 

 

「内覧時に見ておくべきポイント」

 

リノベーションで理想の暮らしを手に入れる為には、内覧の際にも注意して見るべきポイントが大きく分けて3つございます。

 

①管理状況の確認

②希望のリノベーションができる物件かの見極め

③給排水管や電気系統などのライフラインの確認


 

まず1つ目が管理状況についてです。

マンションの場合は特に管理状況が大切で、エントランスやエレベーター等の共有部分の状態を確認してみてください。

共有設備が故障したままの状態であったり清掃が行き届いていない場合は、管理がきちんとできていない可能性が高く、将来的にマンションの資産価値に影響を及ぼす場合があります。

 

また、現状の状態だけでなく、「長期修繕計画」と「修繕履歴」の確認も大切です。

ほとんどのマンションが新築から20年後、30年以上にわたる期間について、定期的なメンテナンスをどのようにするか、大規模な修繕工事をいつ・どんな内容で実施するか、そのために修繕積立金をいくら積立てていくかといった内容が記載されています。

 

 

上記の長期修繕計画がしっかりと立ててあり、その計画通りに実施がされたかどうかを修繕履歴にて確認することで、マンションの管理状態が分かり、

上記の計画と実績がしっかりとできていれば安心できる中古マンションといえるでしょう。

 

2つ目は希望の間取りにすることができる物件か?の見極めに関してです。

マンションの多くは鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造で建築されております。

その中でもさらに「ラーメン構造」と「壁式構造」に分けることができます。

ラーメン構造はコンクリートの柱と梁で建物を支える構造です。

柱や梁が太く目立ちやすいですが、壁を全て撤去して完全なスケルトン状態にしやすく、大きな間取り変更がしやすいのが特徴です。

 

 

壁式構造は柱・梁に加えて壁(構造壁)で建物を支えている構造です。

ラーメン構造と比べて柱・梁が室内に出っ張っておらず、すっきりとした空間をつくれますが、構造壁に手を加えることができないため、間取りに制限が生じる場合がございます。

 

リノベーションは、基本的には専有部分のみの工事となるため、専有部分である構造躯体や窓・バルコニーには手を加えることができません。

そのため、天井高さについても床スラブ(床面のコンクリート)から天井スラブ(天井面のコンクリート)までの高さによって決まる為、天井高さを高くしたい場合は注意が必要です。

既存の窓に関しても手を加えることができず、窓の種類によっては結露が発生しやすい場合があるため、結露対策としてインナーサッシ(二重窓)などの設置を検討する必要がございます。

 

3つ目が給排水管や電気系統などのライフラインの確認です。

リノベーションによる水廻りの間取り変更は、室内の配管経路によってある程度決まってきます。

そもそもマンションは戸建てと違い、建物内部のPS(パイプスペース)に縦管と呼ばれる給排水管があり、これにより上下階にライフラインの経路を確保しています。

 

 

縦管の位置や繋ぎ口の高さは変えることができないため、この縦管を基準に水廻りの排水経路を検討する必要があります。また、排水管は排水物をスムーズに流すため一定の勾配を設ける必要がございます。マンションは床スラブから天井スラブの高さが決まっているので、

床を上げて水廻りを移動する場合、縦管までの距離が長くなると床上げ高さも高くなり、天井高さが低くなってしまうので、事前に把握しておくことが大切です。

また、電気系統に関しては、管理規約により各住戸の電気容量が定められており、キッチンにIHを設置することができない事もあります。

 

物件の購入後に希望の間取りはできないなんて事にならないように、内覧時の確認が大切です。

ただ、構造や給排水経路に関しては専門的な知識が無いと判断し辛い為、

ワンストップリノベーション会社にて専門家と一緒に内覧するのが良いでしょう。

 

 

【まとめ】

リノベーションで理想の暮らしを手に入れる為には、リノベーション工事だけでなく、今回お伝えさせて頂いたような、中古物件探しからリノベーションは始まっております。

 

弊社では物件探しだけでなく、資金計画のご相談から理想の住まい創りの為の「リノベ相談(ご予約制)」を毎日開催しております。

 

経験豊富なスタッフがその方々の状況に併せて様々なご提案をさせていただきますので、具体的に検討中の方、そうでない方もご遠慮なくお申し込みくださいませ。

 

皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

 

オープンハウス リノベーション 施工レポート

11月12日 【オープンハウス】レポート

皆さまこんにちは。

ストアコーディネーターの黒田です。

 

昨日はストアをちょこっと抜け出して

オープンハウスの見学へ行って参りました。

(お客様のご厚意による開催、誠にありがとうございます。)

 

見所満載でしたので

一お客様目線で、特に印象に残った部分について

少しお話させていただきます!

 


 

施工前~施工中の情報はコチラ↓

11月12日(日)/マンションリノベーション完成見学会 IN 淀川区

 

まず、玄関ドアを開くと

収納力が一目でわかる、ゆったりした土間空間。

 

 

 

奥の収納まで続く壁に沿ったフローリングは

靴の脱ぎ履き時に人の密集を防げるので

特にお子様のいるご家族にとっては、

使いやすい構造ですよね。

 

 

天井に付けられたアイアンバーは

雨の日のレインコートや

ちょっとしたものを干したりするのに大活躍間違いなしです☆

 

そして廊下を挟んで

両側には、子供部屋とご夫婦のお部屋。

 

ご夫婦のお部屋にはSOHO(作業ができる小さな空間)

 

 

風と明かりが優しく通る、飾り窓が☆

 

 

そして子供部屋は、二段ベッドを置けるよう広々空間!

住まわれてから家具の配置替えもできるよう

最低限必要な収納のみの、余白のある空間となっておりました。

 

 

いよいよ、LDKへ!

 

 

さすがの開放感です!

 

 

入ってすぐに造作家具のテレビ台。

敢えて収納物を隠せるようにと、片側だけの引き戸。

壁付けなのでお掃除しやすいですね!

 

 

その横には、和紙畳ではなく、本物のい草を用いた畳部屋☆

ご来客にも対応できるようにと造られた空間で、

い草の香りに癒されるとともに

経年変化も楽しめる素材で、過ごすほど味が出ることでしょう。。。

 

 

子供部屋にもあった長押(なげし)は

服などを掛ける用に採用されていました!

掛けるのみならず、絵や写真などを飾ることもできますね♪

 

 

その奥には、壁紙が可愛くて

たっぷり収納できるウォークインクローゼット!!

上段の空いた空間にも収納が^^

そして突き当たりの壁は

風が通りやすいようにと、天井までありません。

視界が抜けて、実際より広くゆとりを感じました!!

 

 

そしてその隣に位置するのは

篭り感のある、お子様と一緒につかえるデスク。

 

 

こちらはガラス窓で間仕切られていて

扉はありませんが

リビングでの音もあまり気にならず

とても集中できそうな、居心地の良い空間でした!

 

 

ここにはなんと電子ピアノが入るそうです!

各ご家庭の生活の特徴に合わせて造る

造作家具を導入できるのもリノベーションの良さですね。

 

 

キッチンにも見所が沢山ありました!

 

 

背面の造作家具は

ガラス戸がついていて、埃などを気にせず

見せる収納ができるのです♪

 

 

 

また、シンクの奥側には少し奥行きを作っており

右端にはコンセントも!

お料理中に携帯を見ながら充電出来たり

調理器具にも使えますよね♩

 

 

そして、こちらの壁は

一見通常のクロスが貼られているように見えるのですが、

中にプレートが入っていて、

マグネットなどをくっつけられるのです!

大切なメモや、お手紙などを貼り付けることができますね⭐︎

 


 

いかがでしたでしょうか??

 

お客様と弊社のスタッフで作り上げた

“お客様らしさ”がたくさん詰まったお家でした!

 

リノベーションをお考えの方や、ご興味のある方は

参考にしていただければ幸いです⭐︎

 

皆様のご来店を心よりお待ちしております^^

リノベーション

フローリングの種類

こんにちは

シンプルハウス コーディネーター伊藤です。

リノベーションで主にお部屋の設備機器や内装材、インテリアなどのご提案をさせていただいております。

 

早速ですが今回は、インテリアの重要なパーツであるフローリングについてご紹介いたします。

 

 

【木質フローリングの種類と特徴について】

フローリングは無垢フローリングと複合フローリングの2種に大きく分類されます。

この二つは製造・加工方法に大きく違いがあり、一枚ものの天然木を使用したものが無垢フローリング、基材とは異なる合板の上に衣装をつける複合フローリングと言われます。

断面を見ると違いがよくわかりますよ。

さらに複合フローリングの中でも表面の衣装の違いで3種類に分かれています。

・挽板フローリング

・突板フローリング

・シートフローリング

 

いきなりフローリングの名前が沢山出てきましたが、それぞれ特徴がありますので順にご説明いたします。

 

【無垢フローリングについて】

 

 

リノベーションならではの無垢フローリング。

これを貼りたい!という憧れがある方も多いのではないでしょうか。長年人気のフローリングです。

冒頭でも説明した通り一枚ものの天然木を使用しているので、天然木ならではの多彩な木目や材色の濃淡が見られます。

 

また経年劣化により色味に変化したり、年数を経てツヤが出てきます。使えば使うほどお部屋に馴染んできますよ。

またお引渡しの時にはお家が心地良い木の香りがすることもあります!

天然木ならではの特徴ですね。

 

「良い点もたくさんある無垢フローリングですが、注意点もございます」

1,湿気や寒暖によって木が反ったり伸縮したりします。

一枚ものを使っているので、天然木特有の乾燥による膨張・伸縮や、湿気による反りがなくなるわけではありません。

そのため施工してしばらくするとフローリングの間に隙間が開いてきたり、ぎしぎしとした音が鳴ったりします。

木の特性なので施工に問題があるわけではありません、これも味と感じていただければと思います。

 

2,マンションに施工する場合、遮音規定で床上げが必要な場合がございます。

写真の通り無垢フローリングにはクッション材などはついておりません。

そのためマンションに施工するときは床とフローリングに空間を作り遮音等級をとっております。

大体15cmほど床上げをすることがほとんど。他の居室と段差ができる可能性も御座いますのでご注意くださいませ。

 

とはいっても天然木の良さもまだまだあります。

無垢フローリングで扱われている樹種には種類がたくさんありますので、今回は良く使われる樹種をいくつかご紹介いたします。

 

❝オーク材❞

オークはブナ科に分類され、25M~40Mの大きな木になります。

硬く重量があり耐久性が高いので、フローリングや家具によく使用されます。

少し黄味がかった色が特徴で経年変化により色味が増します。

いろんなインテリアに合わせやすく弊社の施工事例でもよく使用しております。

 

 

❝バーチ材❞

カバノキ科の樹種

「シルバーバーチ」とも呼ばれる美しい白が特徴です。

バーチは細く長く育つ木なので、フローリング巾も細いものが多いです。

 

 

❝チーク材❞

世界三大銘木の一つとされている樹種です。

経年変化で上品な赤褐色に変化します。ヴィンテージ家具との相性がとてもいいですね。

多くの油を含んでいる為、防水性に優れている樹種です。

こちらの事例はパーケット張りという正方形に加工されたフローリングを市松模様に貼ったもの

さまざまな貼り方ができるのも無垢フローリングの特徴です。

 

 

❝スギ材❞

日本の木、固有種で、特徴的な節がポイント。

空気を多く含んでいる為、足触りが良く柔らかい木です。

杉自体に断熱性、蓄熱性があるので年中過ごしやすいといわれている樹種です。

 

 

❝クリ材❞

個人的に一番お気に入りの樹種です。

色味はオークによく似ていますが色むらが少ないのが特徴。独特の温かみのある色合いとはっきりとした力強い木目がでてきます。

綺麗な色合いですが、耐久性や堅さもしっかり備えているのが特徴。

 

 

私が選抜してご紹介しましたがまだまだ樹種の種類はたくさんあります。

木の特徴から調べていくと樹種の世界は奥が深くとても面白いですよ。

ぜひフローリング選びの参考にしてください!

 

 

さて続いては、、

「複合フローリングについて」

 

弊社でよく使用するのはこちらのクッション材がついているもの

無垢フローリングの時にも紹介しましたが、マンションリノベーションでは管理規約がある為、このような遮音等級のとれるクッションがついたフローリングを使用しております。

一枚で施工できるので、床上げの必要がなく施工性も良いのでおすすめです。

 

 

  • 挽板フローリング

無垢フローリングの次に、天然木に近い見た目に施工できるのがこちらのフローリング。

挽板とは、木をのこぎりなどで挽いて切った板のことで10mm~20mmほどの厚さで加工されます。

見た目は無垢フローリングにほとんど変わりませんが、冒頭で説明した通り、構造が違うので踏み心地は無垢とは変わります。

また一枚ものではないので無垢のデメリットである板の反りや膨張がないのが良い点です。

 

  • 突板フローリング

突板とは挽板よりさらに木を薄くスライスしたもの。(大体0.2mm~0.5mm)

見た目は本物の木ではあるものの、触り心地は無垢フローリングと比べると硬く感じる印象

また今はフリーワックスのものが出ており、基本的にワックスがけは必要なしで大丈夫です。

後々紹介するシートフローリングより滑りにくい為、ペットがおられるご家庭にもおすすめです。

 

  • シートフローリング

こちらも名前の通り表面に木目など模様がプリントされたシートを貼っているフローリングです。

ぱっと見ではわからないくらいリアルな木目がプリントされています。

色むらがなく、品質や仕上がりが均一なのが特徴。

色味、デザインの種類も豊富にあります。

 

 

 

 

左から順に挽板、突板、シートです。

写真だと見分けるのが難しいですが、実物の触り心地や細かい模様はやはり違いがでています。

お打合わせの際にはサンプルをご覧いただけますのでぜひ違いを感じてみてください。

 

今回はフローリングの種類をご説明しましたが、種類が沢山で何から選べばいいのか、と思う方もおられるのではないでしょうか。

リノベーションをされる際には様々な目線から、お客様のお家に合うものをご提案させていただきます。

 

ぜひお客様らしい理想の暮らし作りのお手伝いをさせてください。

 

リノベーション

スケルトン天井

こんにちは 

コーディネーターの田村です!

10月に入り、すっかり秋らしくなってきましたね。

今回は、スケルトン天井とは何なのかまとめていきたいと思います。

まず…「スケルトン」とは?

「スケルトン」とは日本語で骨格。
建築用語としては建物の壁・柱・天井の骨組みをスケルトンと言います。
「スケルトン天井」とは、壁紙などの内装が施されていない、建物躯体のみの状態の天井のことを指します。
例えばこんな感じ。




 

弊社の施工事例でもよく登場します。
街中でもお洒落なショップや商業施設などでよく見かけますよね!

スケルトン天井は、構造体をそのままの状態で仕上げるため「コンクリート現し」や「躯体現し」ともいわれ、コンクリート造のマンションだからこそ実現できることの一つなのです。

こんな風に、あえて天井にクロス(壁紙)を貼らず、むき出しにすることで、お洒落な雰囲気が演出でき、
天井の内装や壁紙などが取り払われている分、天井高が高くなり開放感を持たせ、空間を広々と感じさせてくれます。

天井は床と同じく空間に占める面積が大きいので、人に与える印象もとても大きいものがあります。

むき出しのスケルトン天井と、クロスの貼られた天井、リノベーションならどちらもお選び頂けますよ!
(物件によりけり、ですが。)


「スケルトン天井をお選び頂けない場合がどんなときかというと…」

 

工事前は建物躯体の状態の天井が見えないので、どんな状態かわかりません。
工事に入ってからようやく確認ができます。
そのまま使える場合がほとんどですが…物件によってはあまり状態が良くないことも。
(逆に思っていたより綺麗!なんて場合もありますよ^^)

それからマンション工事の場合、そのマンションの規約によって制限されていることもあります。


スケルトン天井にすることで上階の配管にも影響が出る等の場合には、工事が許可されないこともあり得ます。
また、最上階の屋根裏には断熱材が施工されていることが多いので、取り払うことができず、構造むき出しにできなかったり・・・。

いくつか条件がありますが、これらをクリアすれば大抵は施工可能です。
(※後にも触れていますが、配線が天井裏にたくさんあるので、その処理をするのに時間と費用がかかったり、無骨な仕上がりとなることも想定して頂かなければいけません。)

工事が始まるまでわからない躯体の状態ですが、大工さんが書き残した何かの数字や、コンクリート同士の色の違いや模様など、人によって好みはあるかと思いますが唯一無二のお住まいの味ですよね(^^)


それではつづきまして、天井について少しだけ掘り下げたいと思います。



「直天井や、二重天井ってご存知でしょうか?」

 

パッと見ただけでは見た目は同じに見えますが、実はそれぞれ性質が異なっていて、
これらはスケルトン天井を選択するうえで密接な関係となっています。

それらが一体何なのか、説明していきますね!



ではまず、直天井(じかてんじょう)とは?

→天井に直接クロスなどを貼って天井にするものです。


 

天井裏の空間がとれないため、埋込み型の照明器具(ダウンライト等)には不向きです。仕上げ方法には吹き付けや、塗装等もあります。

これに対して、スラブ(コンクリート)との間に空間を設けるのが二重天井です。
(つまり、天井が二重なんです。)

 





天井から下に吊り金具などで骨組みを吊り下げ、その骨組みに天井ボードと壁紙を貼り付けて仕上げています。

天井の下に空間があり、その下に天井の仕上げ面がある構造なので二重天井とよばれています。

天井にそのままクロスを貼り付けたりする「直天井」と違い、二重天井は上階の床と天井面の間に空間ができ、その空間を電気や水道管などの配管スペースとして有効活用できるのが、大きなメリットです。こちらはダウンライトの埋込も可能ですよ。

 

「それではスケルトン天井のメリットやデメリットをまとめていきます。」

 

まずはメリットについて。

ひとつめに、開放感の確保ができます。

二重天井の場合に限り、スケルトン状態にすると天井高がドンと高くなるため、圧迫感が軽減され、お部屋全体に開放感を感じられます。天井が高いお部屋に憧れをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

新築一戸建てなどと違って高さを完全に自由に決められるわけではないですが、
スケルトン天井にすることである程度高さを確保することが出来ます。
(もともと直天井の場合は、それ以上天井を上げることができません。)

続いてふたつめに、デザイン性が高い
個人的にスケルトン天井を選ばれるお客様で一番多い選択理由がこれかなと思います。

コンクリートの色合いや雰囲気のデザイン性の高さもさることながら、他のいろいろな素材との組み合わせの相性もすごく良いのも魅力のひとつ。
色んなインテリアテイストが実現できます^^


「これに対して、注意点、デメリットもいくつかご紹介いたします。」

ひとつめに、空調の効率性が下がります。

スケルトン天井は、従来の設計に組み込まれていた温度調整を行う天井の石膏ボードクロスなどを取り外すため、冷暖房が効きにくくなり、空調の効率性が下がる可能性があります。
また、天井が高くなってしまうことから照明が暗く感じる可能性も。

それから、配線配管処理が難しいとも言われています。
スケルトン天井は天井が剥き出しになるため、配線配管を隠すことができず、管理や処理が難しくなります。
スケルトン天井を採用した広いオフィスとなると、配線や配管を目立たなくするため、ダクトデザインにもこだわる場合もあり、内装工事費用が高くなる可能性があります。

一般的なお住まいでしたらそこまで気にしなくても問題ありませんよ!


いいことばかりではないのが現実ですが…何事も一長一短があるものですよね。もしご自宅などでスケルトン天井をご検討される際は、ご不安に思う点や想いについてはご相談くださいね。

ではここで、

 

「弊社の施工事例のご紹介もさせていただきます。」

 

灯りの間(ま)|130

 

この方は、構造体剥き出しのスケルトン天井を切望されていましたが、もともとのお住まいでは不可能ということで、物件の売却と、スケルトン天井が叶う物件の購入、それからリノベーションまでお任せくださいました。

このお住まいはLDKはもちろん、廊下や玄関、寝室に至るまで全てスケルトン天井で、天井に壁紙の貼ってあるお部屋といえばトイレや脱衣所、お風呂くらいです。

ここまで徹底して構造むき出しにこだわったお部屋はどこを切り取ってもとにかくかっこいいですよね。

内装仕上げを決めていく際に、天井という大きな面積の納まりや、どんな雰囲気のお部屋にしたいかが初めから決まっていると、その他の床材や壁紙、建具、インテリアも格段に決まりやすくなります。

ナナメにリノベると|75




コンクリート素材ってどんな素材とも相性がいいんです。

このお住まいは天井、壁、床の一部がコンクリートで、インテリアは木質系が多くを占めていますが、なじみが良いですよね。コンクリートの無機質と木の温かみの組み合わせ、お好きな方も多いのではないでしょうか。

その他にもアイアンやステンレスともばっちり合います。

因みにこのお住まいは寝室もアクセントの青が効いていてめちゃくちゃ素敵な仕上がりとなっていますね!

 


 

こんな風に印象強いアクセントカラーとも相性抜群!

40代までに中古買ってリノベする|138


 

こちらは見てわかる通り、一部分は二重天井、その他の部分はスケルトン天井です。
こんなこともできますよ。

キッチンエリアを小上がりにして、更にその真上の天井部分も二重天井にしています。
キッチン上部には配線や配管が多いので、こういった仕上がりは常套手段なんですが、かっこいいですよね。

たくさんの素材をふんだんに使用されていますが、まとまりのある空間に仕上がっています。

サスティナブルにスマートハウス|109

このお住まいは天井だけでなく、実は壁もクロスをあえて貼っていません!(めくったまんま)

 


 

いい雰囲気ですよね。

こちらの写真は玄関横の土間スペースです。装飾を足すのではなく、引き算のデザインを心掛けられたそう。壁紙のはぎ方次第で面白いニュアンスができます。


NEW DAYSのOnion Chair(玉葱型の椅子)が良く映えますね。

 

では、

「最後に私の好きなスケルトン天井をご紹介いたします。」



弊社のインテリアショップ、いえの具店の天井です。


 

業務用エアコンが完全にむき出しの状態で、照明類は全てダクトレールに取り付けられていますね。

こちらのお店、2021年に建て替え、SE構法を用いて弊社のスタッフが設計した自慢のお店なんです。(SE構法とは…ものすごく簡単に言うと、鉄骨造と木造のハイブリッド!です。)

このブログを書くにあたり当時のブログを読み返していたのですが、剥き出しの梁などについて、私のお気に入りポイントを代弁してくれる一文があったのでそのまま引用しますね。

「たっぷりと外の光が入ってくるので日に焼けた部分が、経年変化していくところも見所です^^
スタッフ立花より ”ビンテージのように、年々味わいが出てくる” と。素敵。」

以上、スケルトン天井についてのお話でした。

 

自宅の天井をむき出しにしてみたい!
そんな思いのある方は、是非弊社のリノベーション相談にお越しくださいませ。
様々な思いを受け止めさせていただきます。

コチラ→リノベーション相談予約