こんにちは!シンプルハウスの竜崎です。

今回はコンセントについてお話します。

 

リノベーションの打合せでは、間取りや内装の検討に頭を悩ませて、コンセントに関しては頭がまわらない方も多いかと思います。

工事が終わった後にコンセントの増設・移設は簡単にできることでは無いので、この記事を読んで生活にあったコンセントの位置を検討してみましょう。

 

 

【1.あると便利な玄関周りのコンセント】

玄関ではインテリアとして玄関収納やカウンターの上にディフューザーや照明機器を置く事もあると思います。そんな時には写真のような「家具コンセント」があれば、スッキリとした印象になります。

最近ではSIC(シューズインクローゼット)を計画される方も多いかと思います。SICは主にアウトドア用品を置くと思うので、電動自転車等のバッテリーの充電の為に収納内部や足元の低い位置に設けるのがおすすめです。

 

 

また、廊下には、掃除機のみの利用としてではなく、夜間に廊下を通る際にセンサーで反応するようなコンセント式のフットライト用にもコンセントがあると便利ですよ。

 

 

【2.見えない位置に計画しよう!洗面脱衣室】

洗面脱衣室で必須なコンセントといえば、ドライヤーやヘアライン用のコンセントです。

ドライヤーについては消費電力が大きいので、カウンター付近に専用コンセントにて計画しておく必要があります。

ご家庭によっては電動歯ブラシやシェーバーの充電をする為のコンセントも必要かもしれません。

この2つは常にカウンター上に見えると気になると思うので、ミラー収納内部に計画できるとカウンター上がスッキリとしてよいでしょう。

 

 

また、最近よく耳にするヒートショックの対策として、お風呂上りのヒーターの利用や、タオルウォーマーの設置を検討されている方も多いかと思います。

ヒーターについては動線の邪魔にならない位置の足元に計画するのがおすすめです。

タオルウォーマーは製品によってコンセント位置との条件がある場合があるので、取付商品を選定の上、担当の設計士に相談するとよいでしょう。

 

 

【3.家電機器が多い方は要注意!ダイニング・キッチンのコンセント】

キッチン周りでは沢山の家電機器を利用する事があると思います。

特に常に電源をさしている、電子レンジ・炊飯器・電気ケトルやトースター等々は、消費電力が大きいので専用コンセントで計画する必要があります。

ただし、専用コンセントは電気回路数によって上限があるので、計画には注意が必要です。

また、このような家電機器を置く収納の高さによってコンセントの高さも変動するので、収納や利用する家電機器について予め検討しておくのがよいでしょう。

 

 

料理によって使用するようなミキサー等のコンセントは、キッチンのカウンター上に家具コンセントで計画するのがおすすめです。

たこ焼き器やホットプレート用のコンセントはダイニングテーブル付近で動線の邪魔にならないよう計画しましょう。

ダイニングテーブルがキッチンの壁などに隣接していれば、家具コンセントをダイニングテーブル上になるような高さに設けるとテーブル上での作業にも便利です。

 

 

 

【4.余裕をもったリビングコンセントの計画】

リビングではTV周りにコンセントが多く必要となると思います。

ゲーム機やオーディオ機器に合わせて必要なコンセント数を設定するだけでなく、収納の内部に納まるようにコンセントの位置を計画することでTV周りがスッキリとし、掃除もしやすくなります。

また、昨今流行りの壁掛けTVを計画する場合は、TVのサイズや機種によって取付金物の種類とコンセントの位置関係が変わってくるので、壁掛けTVをする場合は事前に機種等を決めておきましょう。

 

 

その他にもスマホ用の充電器・インテリア照明や空気清浄機など、色々なコンセントの想定があると思います。

全てを想定して色んな場所にコンセントを散らすよりは、お部屋の隅に4コンセント等の差し口を増やして計画しておくと、見た目もスッキリして、季節や生活の変化にも対応しやすい計画となりますよ。

 

 

【5.家具にあわせて位置検討!寝室のコンセント】

寝室では寝るときに枕元でスマホを充電される方が多いと思います。

夫婦同じベッドで就寝される場合は、それぞれから使いやすい両端にコンセントを計画しておくとストレスフリーになりますよ。

また、ベッド上になるように計画する場合には、ベッドで隠れないように高さと寄りを検討しておきましょう。

ベッド以外にもデスクを置く場合はデスクの上にコンセントを計画する事でデスク周りの配線のごちゃつきから解放されます。

 

 

 

6.隠すより見せる 収納内部のコンセント】

お洋服をしまうクローゼットであれば除湿機の利用が想定できます。

利用する際にコンセントの抜き差しがある場合は、なるべく手前の使いやすい位置にコンセントを計画するとストレスフリーですよ。

 

 

 一度設置するとほとんど触らないネット関連の機器については、収納上部の棚に計画しておくと、足元に計画するのと比べてほこりなども溜まりづらくお掃除も楽になりますよ。

ご契約の機種によってはネット業者による工事や、事前に配管を設ける必要があるので、担当の設計士にご相談ください。

 

 

いかがでしたでしょうか?

コンセントについて考えていくと、生活の細かい事までイメージできてきたのではないでしょうか?

シンプルハウスではリノベーションを通じて理想の暮らしのご相談を承っておりますので、お気軽にご予約ください。

 

竜崎