こんにちは!

 

現場整備、プラン設計、家具の配達(時々お店も立ってます!)毎日走り回っております西浦です。

今回はシンプルハウスの現場担当の目から、リノベーションの少しハードな面をご紹介できればと思います。

 

リノベーションをしたいな~

こんなインテリアが好きだな~

こんな家に住みたいな~

など、想い描く生活は人それぞれで、その想いをカタチに出来た時のお客様の笑顔がいつも楽しみです。

 

    

 

ただそのゴールに行くまでには様々な難関があります・・・

 

リノベーションは元々ある建物をベースに間取り変更や床を張り替えたり扉を制作したり、再利用と新しい物とが組み合わさって出来上がっていきます。

設計段階でわからないこともありますが、そのわからないところが顔を出すのが最初の解体のタイミングです。

 

 

マンション解体後は本当にガラーンとしており、工事が始まる前のわずかな静寂にゴールをイメージします。

 

これだけ解体をして、何を再利用するのか?

何もないから全て新しいのか?

こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、再利用するものは実はいっぱいあるのです。

 

例えば・・・

 

マンションでは部屋のどこかに必ず存在するパイプスペース。(図面にPSと表記されているスペースです)

このパイプスペースがマンションの上から下まで一直線に通っており水廻りの排水を行います。

間取りを考える上でとっても重要になるポイントで、このパイプスペースによってはできない間取りも、もしかしたら床が上がってしまう場合も・・・

なので解体後はすぐにチェックしてプランに問題ないかを判断します。

 

他にも・・・

 

唸るように絡みながら現れる排気配管、赤と青の管は水とお湯の管など、様々な物が飛び出てきます。

 

たまに・・・

 

バルコニーに出る掃き出し窓の隣に警報機が・・・

防犯用の機器ですが、解体中に線でも切ってしまうと大変なことに・・・

解体にももちろん最新の注意を払いながら作業を進めます。

 

解体が終われば次は大工さんの登場!

大工さんが壁を作ってそこから電気が通って壁紙を張っていって~

大工さんが作る下地がその家の一番のキモになってきます。

 

その下地を作る作業が「墨出し」といい、柱や壁の中心を墨つぼといわれる道具で躯体に直接線を出していきます。

 

墨出しが終わると柱がどんどん出来上がっていきます。

 

こうして1つ1つ出来上がっていき、工事中は何度も現地で大工さんと打ち合わせを行います。

弊社プランナー増田も日々現場で打ち合わせを重ね、お客様の想いを作りあげます。

 

こうしてプランナー、コーディネーター、現場管理、職方と1つのチームとなりゴールへと走り駆け抜けます。

 

そんな工事中の現場を見れるイベントが6月に控えております。

詳細は近日ご報告できますが、リノベーションがどのように出来上がって、どのポイントが大切なのか実際に見て頂ける貴重な機会になっております。HPのイベントページに改めてアップ致しますので、ご興味のある方は要チェックです。

 

そして、直近のイベントとしては、リノベーションをお考えの方向けのセミナーが2種類↓

今の持ち家をリノベーション。実例紹介とこれからの段取

リノベーションを考える人のための基礎講座(リノベーションの全体像が解ります)

ご興味のある方は是非!ご予約お待ちしております。