こんにちは
コーディネーターの田村です!
今回は
【和室小上がり】について
事例を交えながらご紹介したいと思います。
リビングの一角に段差を作って和室空間に!とご提案させて頂くことも多いのですが、
・段差を利用した収納スペースに。
・椅子やソファの代わりに腰掛けられる。
・床に寝転ぶより心地が良い。
など小上がりには様々な利点がございます^^
3人の笑顔がとっても素敵なこちらのお住まいでは、
寝室として使いたいといったご要望でLDKの一角に3帖ほどの小上がりスペース。
板張りのフレームでLDKと馴染ませます。
リノベ前からあった既存の障子をあえて残して程よく和の雰囲気に
独立した和室は、物置部屋になりがちですが、小上がりだとリビングの中にあるので、毎日活用することができますね。
2面は引き出し、中は畳を上げるタイプで、布団やクリスマスツリー、雛人形など季節のグッズが収まります。
図面で見るとこんな感じです。(緑の四角が引き出し オレンジの四角が畳を上げるタイプの収納)
またこちらのお部屋は、ブラインドを下ろすことで個室に早変わり!
寝室として使われるにあたり、こもり感も大事ですよね。
実は写真右下の小上がりの和室の横は「愛犬のシュナウザーくんがタイルでゴロンとできる冷え冷えゾーンが欲しい」と、プールサイドちっくなデザインの縁側コーナーになっています。洗濯物を干すスペースとしてもお使いいただけます♪
続いてこちらのお住まいでは
壁掛けテレビを座って鑑賞するのにぴったりな小上がり
です。
モダンで高級感のあるテイストのお部屋にも馴染んでいます!
かなりゆとりのある広々としたリビングだからこそ、実現したアイディアかもしれません。
バルコニー側に面して佇むこの小上がりは、まるで縁側のようで特別な空間になりました。
この小上がりでするお昼寝はきっととっても気持ちがいいですよね^^
カウンターでは小学生のお子さんふたりが並んで宿題をされるのにも使われるんだとか。
こちらで広さが約2帖ほど。全て畳を上げるタイプの収納になっています。
カウンターの周りをぐるぐる回れる回遊性のあるリビングになっています。
3つ目に
一帖弱のミニ小上がり
(畳が敷かれる前の状態の写真になります。)
こちらのお部屋は書斎として使われるそうです。
クロスの落ち着いた色も相まって、まるで秘密基地のような、こもって集中できるこちらのお部屋。
書き物やお仕事の合間にちょっと休憩してそのままごろんと畳に寝転がることもできますね☆
(正方形の板が畳の下の収納の蓋になっていて、それぞれ二か所ずつ空いている穴で、指を引っ掛けて蓋を開ける仕様になっています。)
またウォークインクローゼットを経由したその奥に配置されているので、小上がりの下には収納スペースの延長としてお使いいただき、
他の居室から離れているので、音が気になるリモートワークにもぴったりです^^
ところで、
畳というと『ダニやカビ、変色』などのマイナスイメージ
をお持ちではないですか?
弊社では従来のイ草でできた畳ではなく、和紙でできた物を施工させて頂くことがほとんどです。
和紙というと驚かれる方も多いのですが、和紙をこよりにして、樹脂加工を施して撥水性をもたしたものを畳に仕上げているそうです。
ですので、イ草と違ってカビの発生はごくわずかで、カビを餌とするダニの増殖も抑えられますし、
時間がたっても青々とした美しさを保ちます^^
それから何と言ってもカラーバリエーションが豊富で、
高級感あふれるものから汎用性の優れたものまで、様々なテイストのものからお部屋に合うものをお選びいただけますよ。
例えば、こんな風にシンプルでカジュアルなテイストや、
ジャパンディーな雰囲気など!
もちろんお好みに合わせて本来のイ草を用いた畳も施工可能です☆
こんな風に、‘‘お部屋の一角に段差を作って和室空間”をリノベーションで作ってみませんか?
お客様の理想の暮らしに寄り添ったご提案をさせていただきます。
是非お気軽にご相談ください。