春の陽気に心ワクワク、休みの日には愛犬と遠出のお散歩を楽しんでいる、ストアスタッフの辻です。

 

ストアでは、「おいしいダイニングフェア」が開催中ですが、

私がもっぱらダイニングで楽しんでいるのは、食器選びです。

大学時代、京都で、ギャラリー(今みたいにステキな雑貨屋さんは少なかった)や、

河原町あたりの民芸品店みたいなところを回っては、気に入った食器を買うのが好きでした。

卒業してウン十年、結婚した後も当時買った平たい麺鉢は、ウチの食卓で活躍しています。

そんな私が今、はまっているのが、木の食器です。

百貨店のイベントで、北海道産の様々な木を使って一つずつ丁寧に手作りされた食器を見つけ、

当時ずっと探していたラーメン鉢をオーダー。

デザインを伝えるのに苦慮しましたが、「ルーシー・リーの陶器みたいなデザイン」という私のオーダーに、

図書館まで行って研究の末作ってくれたのが、コチラ。

 

作家の佐々木さんは、こんなラーメン鉢、大丈夫かな?とかなり不安がっていらっしゃいましたが、

今では、ラーメン、おうどん、丼ものを始め、サラダ、シチュー、はたまたお茶漬けまで、

何でもこれを使うほど、出番の多いものとなりました。

その後、イベントごとにオーダーを重ね、お汁椀、サラダボウル、パン皿と増え続け、今は、直径28センチの大皿を発注中です。

 

私の食器好きは、留まるところを知らず、陶器が基本好きなのですが、

旅行に行くたびに(小京都系が好きで、倉敷・長浜・高山・篠山など、何度も行ってしまいます)、

古民具屋さんや、敷居の低そうな(笑)骨董店を覗いては、店内を10周ぐらいして長居をし、

お気に入りを連れて帰る、というのが、(本人自覚がないのですが)どうも趣味のようです。

 

こちらは、最近買ったけど、怖くて食卓に出せない、古伊万里のなます皿です(右のん)。

怖い、というのは、食後主人が洗い物をしてくれるのは嬉しいのですが、壊される、という恐怖です。

今まで何度も泣かされていますが、言うと洗い物を機嫌よくしてくれなくなるので、耐えています涙。

 

ココまで来たら、食器自慢みたいになってきたので、自慢ついでにもう1点、紹介させてください。

クラフト系、作家さんものが好きで、あちこち回って買うくせに、あまりどなたのものとか覚えられなくて、

ほとんど、好きという感性と、偶然の出会いで集めています。

こちらは、京都の陶芸作家さんのもので、本当に一番の宝物で、お正月のお節料理の時とか、

特別なイベントの時に出てくる一点です。本当に、見れば見るほど、美しい。大好き!

 

そんなこんなで、自宅の食器棚は、こんなになってしまいました。

食事の時、どれを使って、どんなふうに盛ろうか、それがとても楽しい。

少々お料理が下手でも、食器で美味しくなるって、ありますもんね。

 

最後に、ダイニングつながりで、ウチのダイニング用のチェアを紹介します。

たぶん昭和初期の何ともレトロなデザインの椅子ですが、

左の座面が回転するドクターチェアは、私用。

右の肘をかけてゆっくり座れるカゴ椅子が主人用。

たぶん買い替えを5回ぐらい重ねてたどり着いた椅子たちです。

その5回めの椅子たちの地位を脅かしているものがあります。

それが、今回シンプルハウスに入荷してきた、こちらのチェアです。

デンマークのFDBモブラーのデザインですが、ぽってりした板座がとても愛らしく、

標準のチェアだと座面がちょっと高いと感じる私ですが、これは大丈夫。

女性でも脚がぴったり床に着く感じがすごく落ち着き、しっくりくる高さです。

天神橋店にて展示中です。

 

開催中のおいしいダイニングフェア、開催は4月25日までとなっていますが、

ビンテージ家具・ギャッベ・KAKERA家具は、HPからもご覧いただけます。

是非覗いてみてくださいね!