10月も半ばをすぎると北アルプス(飛騨山脈)は初雪が振り始め

山小屋は閉まって行き、

人は極端に少なくオフシーズンとなります。

北アルプスは

日本の中では一番ヨーロッパアルプスやヒマラヤ山脈に近いものがあります。

僕は日本では「北アルプス」のみ登ります。

登山道より雪と岩で両手を使う登攀が好きです。

(写真はスイスマッターホルン近くの氷河)

「山登りが好きですね」と言われますが実は

「岳」の「山」が好きなのです

「山」は「強さが」あります。

「山」は「生命力」があります

「山」は「容赦なく気まぐれです」

仕事や心が疲れたとき、目標や目的を見失ったとき戦略という

「強さ」をくれます。

瞑想のように、しっかりと歩くことが基本と教えてくれます。

この10月末は今日の天気と昨日の天気は温度差が20度違うこともあります

たった15分ででこんな天気の変化も常にあり、焦りは禁物

(手前の雪の状態が同じで同じ場所)

この季節から緑がなくなり黒と白の世界へ移行します。

日本の四季は様々な有り難さを教えてくれます。

岩稜が連なり、

あの岩稜を歩きますワクワクルンルンとドキドキが交差し、

孤独な楽しみが溢れます。

ハイマツ帯は「這う松」が語源 風が強く樹木が伸びません

地を這うようで、だからハイマツ

松脂のいい香りが大脳を刺激し、初めて来た北ルプスの15歳の合宿を

懐かしみ振り返り道を歩きます

標高1000Mから歩き出して、只今2652Mここから300Mを2時間位で高度をあげます

楽しいです。目標があるから足は動きます。

稜線まで到着、テントはまだ軽いのでスリーシーズン用で厳冬期用は使いません

1人利用のテントで畳1帖の幅が80%位でコンパクトです

装備や衣料、ギヤは良くなり軽量になりました素材の進化です

温度は日没とともに零下になります。

それもまたよし。。道程歩いてきた道が遠くに見えます。

行き詰まれば、

「自分の考え方を変えるところからはじめ」ないと解決はありません。

人より先に考え動くことが修身にもなるのです。きっと予見します。

発した言葉や行動はすべて自己責任

他責では、ややこしくなりますし自分がしんどいです。

そんなこと考えながら、山が好きです。

65歳の今年から山の救助ボランティアは卒業と言うより

団体から「君が危ない」と前期高齢者を労ってくれました(笑)

「山よ」サラバまた、来るよ

「コロナよ」サラバ、二度とくるな

「マスクよサラバ」、喉には良い(笑)