3月2日(土) ~ 5月6日(月) コーディネーターと考える! 窓まわりフェア 3月2日(土) ~ 5月6日(月) 春を彩るインテリア照・座・食

【 天神橋本店(レタス/IENOGU)】10:30-19:00(不定休)

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3月2日(土) ~ 5月6日(月) コーディネーターと考える! 窓まわりフェア 3月2日(土) ~ 5月6日(月) 春を彩るインテリア照・座・食

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4人家族のタイムシェア|102

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
35年
面積
74m²
工事費
800万円
工期
41日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

大阪 中古戸建のリノベーション工事で完成した住まい Y邸

DESCRIPTION

かわいい双子ちゃんがデスクに並んで座っています。でも実はここ、パパがオフィス使いしているワークデスクなんです。子供たちが帰るまで、パパはこのデスクで仕事をして、大きなテーブルで仕事の打ち合わせをします。

だからといって、ここがパパと双子ちゃんのスペース、というわけではありません。

とある休日。双子ちゃんは、LDKにあるホビーデスクでヒンメリを作っていましたが、「ユーチューブ見たい」ワークデスクへ、「宿題したの?」というママの一声で、大きなテーブルへと移動します。「ホビーデスクで創作をする」「ワークデスクで仕事・パソコンを見る」「大きなテーブルで打ち合わせ・宿題をする」と目的を決めて、4人家族が使いたい場所をタイムシェアするのがYさん流。この使いこなしこそ、究極のカスタマイズ=リノベーションです。

このリノベーションは、双子ちゃんの「新しいお風呂が欲しい」をきっかけに、前々からため込んでいた「不満」が噴出、それに向き合って実現しました。アウトドア大好きなYさん家族。キャンプやスノボー、ゴルフ、サーフィン、自転車。山のようなアウトドアアイテムが、別に借りていた駐車場4つに押し込められていました。「駐車場代もったいない」「遊びに行くたび、帰るたびに駐車場に寄るのもめんどくさいなあ」。そして1階工場+2、3階自宅なもので、パパは夕飯が終わると工場に戻って事務仕事、家族と顔を合わせません。「2階をオフィスにしたらいいんじゃない?」。

よく遊び、よく働きを家訓とするYさん家族。日々の動線が悪いため、それが発揮できませんでした。もっとよく遊び、もっとよく働くために、今回の大改革です。駐車場4つは思い切って解約→大量の荷物は玄関と1階工場と2階に振り分け、それぞれのアイテムにアドレスをつくりました。2階は、階段側をパパが仕事でも使うパブリックスペース、奥側をプライベートスペースにゾーニングしつつ、タイムシェア方式で、うまく空間を使います。以前は夜になると工場にこもっていたパパ、今は家族の気配を感じながら、事務仕事ができるようになりました。

「少し前なら、子供が仕事の邪魔になっていたかもしれません。でも、1ステージ終わった今だから、このカタチが実現しました」。お互いに邪魔しすぎず、ゆるやかにつながる感じがいいですね。

今は、決まったアドレスから遊び道具を取り出し、行って帰ってみんなで片付けて。「本当にストレスがなくなりました」と大喜び。便利になった反面、あまりの居心地のよさに、今は家族みんなで家でゆったり、もお気にいりです。

STAFF

「クリスマスプレゼントは新しいお風呂がほしい!」お子様のそんな一言から始まったYさんのリノベーション計画。
でもお風呂を新しくするだけでは暮らし方は変わらないよね。ということでリノベの核は、事務所スペースと子供スペースを心地よく共有できるように、という流れへシフトしていきます。有孔ボードの壁はプライベート空間であるリビングとパブリックな事務所スペースをゆるやかにつなぎながら、窓からの自然光をリビングに取り込んでいます。
初めて自宅に伺ったときに双子ちゃんの作品がたくさんあり、それらを楽しく飾ったり、目に留まったりするようにしたいと思い、扉のない棚や有孔ボードを提案。お気に入りや家族の思い出が感じられるYさんらしいおおらかな住まいが出来上がりました。

1階が工場でもあるお住まい。玄関に入ると既設のスチール螺旋階段があるのですが、本来玄関ホール(丸い床)であったスペースは半分撤去し、土間収納スペースへ。
玄関部分で靴以外のアウトドア用品の収納や自転車も乗り入れれ、そのまま置けるようになりました。
2階に上がると天井が「フル撤去」された空間が解放感を出し、たくさんの人が上がっても狭さを感じさせません。ご主人様のワークスペースとお子様のスタディースペースも兼ねた空間はキッチンスペースからも繋がりがあり家族の絆をよりいっそう深めそうですね。

階段をあがった踊り場に近いこちらが、パブリックスペース。「夫が事務仕事をするスペースを1階工場から2階に移しました」。昼間はパパが仕事をしたり、打ち合わせをしたり。子供たちが帰ると、パパのワークデスクがパソコンスペースに早変わり。「ユーチューブを見たりするときは、かならずこのデスクに座ってます」。鉄骨造の構造体を剥き出しにした感じもいいですね。床はママが「屋外の延長としてアウトドア用品が置きたい」とフロアタイルにしました

アートギャッベに寝転んで本を読む、双子くん。家族の気配を感じながら、みんなが好きなことをする。そんなスタイルが素敵です

こっちがオフィス。こっちが家。家のなかに看板があるのも面白いアイデアですね

床材はフロアタイルから無垢のアカシアに切り替え、有孔ボードの壁でパブリックとプライベートをゆるやかに間仕切ります。「これなら光を遮りません」。窓際から収納棚がずらりとつながり、こちらはホビーデスクになっています。最初はママのコーナーでしたが、今は双子ちゃんの創作スペースとして大活躍。「このコーナーがあると、やりっぱなしができて、らくちんです」。有孔ボードは収納力ありますね

取れない鉄骨を取り込んで、ホビーデスク+棚をつくりました。プライベートスペースのLDKはゆったり空間。開口部が多く、広すぎ空間を解消するため、ソファ奥にまわりこみ収納をつくり、壁面量も増やしました

キッチンの位置は変えていませんが、カウンターをつくることでダイニングとつながりが生まれ、作業効率が断然アップします。実はLDK全体を床上げしているのでいったんキッチンをはずし、床上げが終わった後、同じキッチンを再度施工しました

らせん階段をあがった踊り場スペース。前はそのまま部屋に入るつくりでしたが、寒いので扉をつけました。ここでアウターを脱ぎ着できるようオープンクロゼットも配置しています

もともと工場+2階自宅でしたが、工場と自宅を分けるために、1階に玄関+らせん階段を以前つくったそうです。パパ自慢の円形あがり框も素敵でしたが、今回半分にカット。自転車もラクラク入るスペースを確保しました

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