3月2日(土) ~ 5月6日(月) コーディネーターと考える! 窓まわりフェア 3月2日(土) ~ 5月6日(月) 春を彩るインテリア照・座・食

【 天神橋本店(レタス/IENOGU)】10:30-19:00(不定休)

※5月2日(木)は研修のため、ストアオープンを11時とさせて頂きます。

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3月2日(土) ~ 5月6日(月) コーディネーターと考える! 窓まわりフェア 3月2日(土) ~ 5月6日(月) 春を彩るインテリア照・座・食

【 天神橋本店(レタス/IENOGU)】10:30-19:00(不定休)

※5月2日(木)は研修のため、ストアオープンを11時とさせて頂きます。

畳フリースタイル|141

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
35年
面積
70㎡
工事費
1025万円
工期
82日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

大阪 中古マンションのリノベーション工事で完成したLDK M邸

DESCRIPTION

入った時に思わず「うわーー」と声をあげてしまったこのリノベ物件。通常LDKのあるベランダ側に、畳がドーンと。ど迫力で広がっていたからです。「結婚してからずっと私たちはちゃぶ台生活でした。すぐにゴロゴロできて手を伸ばすとなんでも手が届く、そんな生活が私たちらしいね」と、リノベのテーマは「畳のあるラクチン生活」に決定です。ただ畳といっても、琉球畳を使うような和モダンな雰囲気は違うし、完全な「和」にしたいわけでもない。「畳の空間」「ほどよい生活感」「木のぬくもり」この3つをうまく融合させたかったそう。最初は独立した「畳の部屋」を提案されたのですが、どうもイメージと違う…。「もっとこう、ドカンと畳が広がる、道場みたいな?」という夫の言葉から、このプランの誕生です。「コレです!コレ!」と思わず叫んだという妻。「その時の胸の高鳴りを今でも覚えています」。実はこの畳、マンションサイズに合わせて少し小さめにカスタマイズ。畳と周辺との境目は、畳の周囲を板張りにすることでうまく「融合」できました。ベランダ側は縁側みたいですね。味わいのある水屋やTVボードなど、家具は最小限。道場にぴったりな大きなテーブルは、古道具屋さんで一目惚れしたダイニングテーブルの脚をカットして座卓にリフォーム。和室時代の障子や戸棚もうまく馴染みます。ふたりのコレクションの漫画やレコード、ガンプラを飾る大きな本棚や、サバゲー好きな夫のために趣味兼仕事部屋もつくりました。結婚して10年越え。ふたりの生活様式が確立したこのタイミングでのリノベーション、大正解ですね。

STAFF

Mさんのお話を伺って、思い浮かべたのはサザエさんちの茶の間です。
ちゃぶ台を囲んでの食事、野球のナイターを観戦しながら洗濯物を畳んだり、晩酌したり。
目指したのは1つの「間」をあいまいな時間軸で使う、合理的でありながらゆるい暮らし方。
固定の家具は畳の回りの檜板に配置、畳スペースはゴロンとできるように広く設計しました。
畳スペースからアクセスできる書斎兼寝室は灯り窓を採用し、ほどよい距離感で仕事に集中できます。


「食事はダイニングテーブルで、リビングにはソファを」そんな固定概念にとらわれず、本当に居心地の良い空間は何か?追求した座・畳ライフです。

Mさんのリクエストから壁一面の本棚を設計。下から3段目には妻の父制作、夫塗装のボックスが3つ鎮座。「このおかげで収納力が上がりました」。下の2段は書類や生活用品を収納するため少し奥行きを広げ、無印の収納ボックスもすっきり。元々ダイニングテーブルだった座卓は、2030×840cmと大きめサイズで、ヴィンテージの水屋とともにこの空間にぴったり。「リビングダイニングというよりは、居間という感覚。馴染むのも早かったですよー」

本棚には真っ赤なレコードプレイヤーも。「50〜80年代のレコードが好きで集めています」

キッチンはペニンシュラタイプ。リビング扉は部屋全体のアクセントカラーとして選んだネイビーに塗装して再利用です。ところで、シンプルハウスに決めた理由は?「先輩がシンプルハウスさんでリノベーションしたのがきっかけです。リノベってこんなに自由にできるんだと感動しました」

キッチン収納は下に無印のカップボード、それにフレームをつけて上に水屋を造作。キッチン横のパンチングボードはバッグ収納に最適です

畳周辺の板張りは無垢の檜板。キッチン側の床材ブラックチェリーとの相性もいいですね。障子からのやわらかい光が二人のお気に入りです。「リノベーションした先輩のおうちでも障子を残していたので、真似しようと。いい感じになりました」。インナーサッシをつけて遮熱対策も。そして右側の部屋が…

夫の趣味兼仕事部屋です。木製フレームの下段にだけガラスを設置、上段は風が通るように空けています。氷のようなガラス越しに見えるやわらかい灯り、雰囲気ありますね

壁の一面をパンチングボードにしてサバゲーアイテムを収納。かさばるアイテムをボードに掛けて、ディスプレイと収納を兼ねています。エアガンのディスプレイにはこだわったそう。「引越し前は綿密なプランを練って、住み始めてからは納得できるまで何度も調整していました。一番夫がこだわったのはここかもしれません」と妻が笑います。

洗面室は「スーパー銭湯みたいでおもしろい!」と、竹風のフロアタイル。廊下から洗面室へはアクセスしやすいオープンスタイル、奥の脱衣室のみ扉をつけました。洗面下には収納棚を造作、ミラーボックスでさらに収納力アップ。洗面室→キッチンへの動線はそのまま活かしました。ところで、物件はどうやって探しました?「やるからにはリセールはしない!物件価格は抑えて、その分リノベーションに費用をかけると決めて、半年くらい毎日ネットでチェックしていました。この物件は、価格的にもエリア的にもベストだったこと、窓からの景色がよかったことが決め手です」

INTERIOR [ 上記の事例では以下の商品を導入しました ]

TVボード

ハグみじゅうたんとミニアートギャッベ

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