<RENOVATION EVENT>

2月14日(土) 「2026年 最新の省エネ補助金動向と断熱リノベのポイント」セミナー 2月15日(日)リノベーション工事中見学会 IN大阪市西区 

2月22日(日)失敗しないための「中古を買ってリノベ」セミナー 2月28日(土)北摂モデルルーム見学会&個別相談会

2月7日(土)~23日(月) TRIBAL RUG FAIR 2月7日(土)~3月29日(日) STORAGE FURNITURE FAIR

営業時間 10:30-18:30 ※火曜定休日

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アールの並列と重なる視線の軌道|171

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
22年
面積
101㎡
工事費
940万円
工期
69日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

DESCRIPTION

立地良し、眺望良し、広さ良し、設備良し。気に入られた物件を購入されたU様ご夫婦。入居するにあたり、壁紙や床、お風呂の入れ替えといった軽いリフォームを加えるだけで良いとお考えでした。しかし時が経つにつれ、「家はサラリーマンにとって一番高い買い物、手を入れるなら居心地良くしたい」と想いを巡らせるように。
そこで訪ねたのがリノベ会社2社。当初の予算は400万円、先に出向いたリノベ会社さんでは難しそうと感じたU様はシンプルハウスへ。「予算内でできることもありますし、それ以上かけると、実現できる世界は広がります。まず、どんなことをされたいですか?」リノベーション相談のスタッフの言葉に安心したU様は、住まいづくりをシンプルハウスに委ねることにされました。
現地調査では、どの部分を再利用するのか、どこまでやったら費用がどのくらいになるのか、イメージとコストをすり合わせします。リノベへの想いはふくらみ、簡易見積もりでは予算は倍になったものの、想いが勝るようになってきました。

「個々を尊重しつつ、お互いの存在を感じられるような空間にしたい想いを込めました」と言葉にされたLDK。キッチンはそのまま再利用、リビングダイニングも位置はそのまま。もともと和室だった空間は、小上がりのある和室に。配置は大きく変わりませんが、ある工夫が。リビングの窓側に新設したのは、腰掛けられるヌックスペース。実は、ダイニングチェアに座る人と、和室の小上がり・ヌックにたたずむ人と、目線の高さが合うようになっているのです。また、ユニークなことに、LDKと和室がつながる空間は宇宙船のキャビンに見立てているのだそう。和室とヌックの開口部のアールは、その象徴なのです。往年の映画が好きな旦那さまは、生活空間を疎外しない範囲で、豊かな劇中の雰囲気を表現したいという想いをお持ちでした。散りばめたのは、モダンでありながらシンプルになり過ぎないように、スペースエイジ、テクノオリエンタルなどのミッドセンチュリーを感じられる要素。加えて大切にされているのは、和の心。日本古来の建築的思考である『空間を仕切らない曖昧な境界線』は、床の高さが異なるリビングとダイニングの関係性にも表されています。リビングに隣接するのは旦那さまのSOHO。新たに壁を新設しました。フルリモートワーカーである旦那さまにとっては家=職場。どういう環境で働きたいかを熟考された結果、壁面にお気に入りをズラリと並べられる空間に。パソコンから目線を外したら好きな物を眺めて一息つきます。集中力を高めるため、壁とドアには防音材となるグラスウールを充填しました。

マンションの購入から始まったU様の旅。宇宙船になぞらえたLDKと和室は、過去の文化や芸術へのリスペクトに満ちた空間となりました。家族の時間も、仕事の時間も大切にした船で、今という銀河を未来に向かって進まれることでしょう。きらめく日常の星々を集めながら。

STAFF

和室の躙り口(にじりぐち)からLDKを見渡すと、和室とヌックのアールが付いた開口部が連続して見えます。ダイニングの床面は、人と環境に優しい素材のリノリウム。一段上がったリビングにはマホガニーの無垢フローリング。段差部分は、U様ご支給のテープ照明を仕込んでいます。スマートフォンで調光できるそうで、気軽に雰囲気を変えられるのがいいですね。

ユニークな形の畳はU様からの御支給品。自身で見つけて来られたパーツを組み込んでもらえるかどうかも、リノベ会社を選ぶ決め手となったそう。どことなくコンピューターの黎明期を彷彿とさせる畳のブロック模様は、宇宙船の一角を担うふさわしさですね。 壁面には神棚、神々しさをかもし出すために壁面は金色のクロス。ここにもテープ照明を設置し、光による演出を楽しみます。茶室に見立てた和室は天井高も低く設定し、実際の茶室の建築様式をなぞらえました。

玄関側からの和室につながる躙り口と、LDKに続く建具。ご来客があった折には、躙り口からお出迎えをしたいのだそう。玄関入ってすぐの白い4枚扉の収納は既存再利用。「南国らしさを感じた」という扉は、貝殻の内側のような光沢を放ちます。南洋の雰囲気を醸し出しつつ、和室やLDKとも調和させるために、仕切りとなる建具はマホガニー材を使用したオーダーの建具。天井もそれに合わせたクロスを貼りました。

和室の躙り口、坪庭、その奥にはパントリーが配置された空間です。茶室に向かうにあたり、庭を臨み、躙り口から入室するという日本の建築・庭園の様式を採用しています。パントリー側からは光が差し込むように、波形のポリカーボネート板を間仕切りとして採用しました。躙り口に腰かけて、猫ちゃんと遊ぶのもU様ご夫婦の日常だそう。

「玄関から廊下は家の外だと見なしています」。なるほど、躙り口の手前に位置する坪庭や、宇宙船に見立てたLDKにも通ずる考え方ですね。建具には網入りガラスを採用。内と外の境界である意識が表れています。壁面の丸いブラケット照明のチョイスの理由は「ミッドセンチュリーっぽくも、街灯っぽくもある」からだそう。

廊下は間取りを変えずに、既存フローリングの上からウール素材のカーペットを設置。建具は目立ちすぎず、お金をかけすぎず、適度な立体感があるとの理由で、ルーバー扉に。旦那さまは扉ごとにビビッドな塗装にしようと思ったそうですが、奥様、プランナー、コーディネーターが阻止。「今となっては、みんなで止めてもらって良かったと思います」とのこと。ルーバー扉を引き立て役にすることで空間にまとまりが生まれました。

デスク周りはご自身で設計されたものの予算オーバーとなり、シンプルハウスからの提案がこちらの形状。アクリルボックスを収納として用い、バックライトを設置する旦那さまのアイデア。「考えついたときはしびれました」。光が透過する様が何とも近未来的です。床のタイルカーペットのオレンジ色は、キューブリック作品からのインスピレーション。壁と扉にはグラスウールを充填し、扉のガラス部分は2重に施工。防音性を高めました。

トイレのイメージの源はアンテロープキャニオン。アメリカにある自然の浸食作用により形成された渓谷です。抽象的なイメージをどう内装に落とし込むのか、みんなで悩みましたが、赤褐色の岩肌を腰壁までのクロスに見立て、渓谷の間に差し込む光を白いクロスで表現しました。トイレそのもの、手洗い器、吊り収納棚は再利用しています。

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