<RENOVATION EVENT>

12月28日(日) 北摂モデルルーム見学会 &個別相談会 1月10日(土)リノベーション工事中見学会 解体編IN千里中央

1月11日(日)リノベ・不動産・お金の「わからない」を解消!『中古を買ってリノベ』の前に知っておくべきことセミナー

12月25日(木)まで Chistmas Fair 11月8日(土)~1月12日(月) Winter Thanks Fair

営業時間 10:30-18:30 ※火曜定休日

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天井梁に残る、古民家レトロの息吹 

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
35年
面積
94㎡
工事費
1210万円(税込)
工期
60日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

DESCRIPTION

「一番の決め手となったのは、こういう人たちに作ってもらいたいと思ったことですね」。いくつかのリノベ会社にお声をかけ、最終的にシンプルハウスを選ばれたN様が振り返ります。中古の戸建てを購入後、シンプルハウスのリノベーション相談に来られたN様ご家族。以前に住まれていた賃貸マンションでも問題はなかったけど、住みたいと考えていたのは自由度の高い戸建てでした。

WEB検索でシンプルハウスに辿り着いたN様は、初回のリノベーション相談で、ヒアリングをもとに、さらさらと描かれるラフプランに驚きます。期待感が募ったN様は、続いて一級建築士のプランナーが案内する戸建てリノベのオープンハウスに参加。後日、実際に購入した物件を見ながらリノベーションの相談をすることに。提案があったのはお風呂、洗面所を移動させ、キッチンから水廻りがつながる回遊動線プランでした。

もともと古民家に憧れがあったN様ご夫婦。もっと築年数の古いお家も検討されましたが、前面道路の広さ、状態、コストのバランスを考え、今の物件に決定。LDKの天井は木造戸建てならではの梁や桁を見せることで、憧れだった古民家的な要素を空間に加えます。「どこまで天井の構造体を見せるか悩んだのですが、みんなで相談してキッチン部分だけフルオープンにしました。」剥き出しになった部分と、あえて隠した部分でメリハリ感を作ります。「和のレトロ感も好きだけど、洋のレトロ感にも惹かれる」と言うご夫婦の願いが叶う、包容力のある空間となりました。「家具は和に振って、和っぽさをプラスしました」。気分が和の時も、洋に傾くときも、インテリアで調整ができます。
木造戸建てならではの再利用箇所は他にも。「あまり好きではなかった」と旦那さまが言う玄関ホールの板貼り部分。「一部を残すのも面白いと思いますよ」というプランナーの提案を受け、片面の壁の板貼りは残すことに。和室だった空間の一部は、クローゼットに。長押、付け柱、障子はそのまま利用しました。ご家族の衣類の9割がこのクローゼットに集約され、お風呂から近いのが便利だそう。水廻りの大移動はクローゼットの位置関係も計算されています。
「気が付いた部分はDIYできるし、庭にもウッドデッキを作ってみたいな、という楽しみがあります」と言う旦那さま。古民家への憧憬はリノベで表し、この先何十年も和洋のレトロに合わせられるように、余白を残したお住まい。どんな古い道具と出会い、ご家族と共に空間が成長していくのでしょうね。

STAFF

壁付キッチンはtoolboxから選定。それに合わせてキッチンカウンターを造作しました。色とサイズの異なるタイル2種を、通し目地貼りで組み合わせ。タイルの選定も「レトロっぽい」が基準だそう。キッチンの隣の空間は、階段下に位置するパントリーと続きます。


カウンターにL字のダイニングテーブルを造作。お食事の準備、後片付けがしやすいのはもちろんのこと、来客時にはゲストの顔を見ながら準備をすることができます。

N様のリビングはこたつスタイル。こたつでもあるローテーブルの天板はオーダーして作られたそう。賃貸でのお住まいからの愛用品です。以前はダイニング空間を設けずに、ローテーブル1つで過ごされていましたが、リノベを期に食事と団らんの間を分けることにしました。お部屋のアクセントになっているのはヴィンテージのドア。リノベの早い段階でシンプルハウスにて購入されました。和にも洋にもなじむ感じがお気に入りだそう。

和室の名残を残すクローゼット。棚を造作し、ハンガーパイプを天井から新たに設置しました。西側の窓は服が日焼けするので、雨戸は閉めたままですが、北側の窓は開放し、障子を通じてやわらかい光が空間に拡散されます。障子は外気の侵入を遮る、断熱効果もあります。

もともとの板貼りの壁を一面残し、天井、もう片面の壁はクロス貼りにした玄関。土間のタイルと階段も再利用しています。リビングとも共通している玄関のフローリングは、ヴィンテージ塗装を施したボルドーパイン。足ざわりの柔らかさが特徴的です。

玄関入って正面に位置する洗面所。土台がオーク材のブラケット照明に決まったことから、洗面まわりのコーディネートが次第に決まっていきました。取っ手が木製の壁付水栓は、和のような、洋のような懐かしさで、使うたびに愛着が増しそう。灯り窓を通じて、リビングからの光が差し込みます。

キッチンからお風呂へと続く回遊動線を担うのは、かつて押し入れだった階段下のスペース。サニタリールームの壁面に設置されている収納は、IKEAの靴収納BOX。コーナンで買って来られた板を天板として加えるDIYをされました。薄くて、コンパクトなのでこの空間にピッタリだとか。タオルや洗剤などが収納されています。目からウロコのアイデアですね。ご自身で購入されたレトロな建具は高さが低めでしたが、それに合わせて開口部を計画しました。

引き違い戸だった玄関を、開き戸に。開口部が小さくなった分、新たに壁を制作し、外壁も一面だけ塗装し直しました。扉の上部には、灯り窓。ノスタルジックさを感じるようなガラスをチョイスしました。外壁街灯には船舶照明を。毎日出入りする玄関も、自分好みにアレンジできるのが戸建てのリノベならではですね。

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